見栄えが気になる!枡を隠す方法を3選ご紹介!
・ウッドデッキの中に枡ができてしまった
・気が付いたらアプローチの真ん中に枡がたくさんある
私たちが住む家には、雨水の排水や生活排水の為に必要な枡(ます)があります。
アプローチやタイルテラスなど、おしゃれに固めたい部分にあると景観上あまりよくない場合があります。
建物の打ち合わせの際には枡の話は出てこないので、外構計画の段階で気が付く方も多いのではないでしょうか?
今日は施工した後に意外と気になると、後悔されがちな「枡」を隠す方法を紹介させて頂きます!
せっかくこだわった外観を損なわない為にも、是非検討していただきたいです!
目次
桝について
雨水桝
上の画像のような、白い小さなマンホールのような蓋を敷地内の周りで見たことはありますか?これは「雨水桝」と呼ばれています。
地面に埋められている排水管を分岐したり角度を変えたりする部分に設置されることが多いです。 外周では、ウッドデッキの中やアプローチ周りに管が出るケースが多いです。
昔はコンクリート桝が標準施工でしたが、現在はほとんどがポリ塩化ビニル製です。
汚水桝
トレイやお風呂、洗面、キッチンの排水が流れる枡のことです。
雨水枡と見分ける方法として、一般的に雨水桝は直径約30㎝、汚水桝は直径約15㎝の蓋を使用しています。また、枡の蓋に酒類が記載されている場合もございますので、実物をご確認ください。
目立つ「枡」どうやって隠す?
枡を隠す場合は、枡を開ける時や点検、メンテナンスをする際に不便にならないように注意しましょう。枡の位置を覚えておくか、枡の位置がわかるように目印をつけておく必要があります。
以下におすすめの枡の隠し方を3つご紹介します。
1 フロアハッチ(床点検口)
フロアハッチとは?
フロアハッチとは、床下の配線や配管を点検するために様々な場所に設けられる床点検口のことです。 フロアハッチは、さまざまな呼び名で知られています。 例えば、「化粧枡」、「化粧蓋」、「化粧ハッチ」、「点検口」、「床点検口」といった呼び方があります。
タイルテラスやアプローチに汚水桝や雨水桝があるとき、通常は枡の周りのタイルを円状に切って収める施工を行いますが、
フロアハッチにすることで
1 見た目がすっきり収まる
2 掃除が簡単にできる
3 施工者の腕に関わらず一定のクオリティを保証
といった魅力があります。
フロアハッチ(充填用)
フロアーハッチ(充填用)は、モルタルを使用してタイルや石材、レンガなどの床仕上材を貼り付けるためのタイプです。
厚みのある蓋にモルタルを充填し、目地を合わせてタイルを貼ることができます。 このタイプのフロアハッチでは、タイルだけでなく、厚みのあるインターロッキングや自然石石張りなども施工することが可能です。
サイズも一般的なもので、17センチ角から75センチ角までさまざまな大きさがあります。
フロアハッチお庭施工例
こちらのお宅は「和を感じれて使い勝手のいいお庭」をご要望とのことでしたので、既存のウッドデッキを活用した和を感じることのできるお庭のリフォームを承りました。気になるお庭の中央に配置された雨水桝は、目立たないよう配慮してフロアハッチを施しました。
一般的に、雨水桝として機能させたい箇所や、目立たない場所の排水桝はそのままにしておくことが多いです。 お庭やアプローチなどにある排水桝は「化粧桝」として美しく仕上げることをおすすめします。
2 オプションを使用する
ウッドデッキを作りたい場所に雨水枡や汚水枡がある場合は、可能であれば配管を変えて移動させますが、難しい場合はウッドデッキの床面が開くような点検口を作って解決することもできます。
ウッドデッキ商品には開口部を付けれるオプションが用意されているものもあります。 保証の関係上、後付けが出来ない商品もありますので、外構工事ご計画中にプランナーさんにご相談されることをおすすめします。
3 DIYで枡を隠す
花壇の中や人工芝にある枡を隠す場合には、DIYがオススメです。
人工芝を敷いている場所には、人工芝を切り抜いて枡の蓋に貼るとおしゃれに隠すことができます。
簡単に桝を隠す雨水桝専用のカバー商品も販売されています。
また、植栽や敷石などの装飾で隠している方など、様々なアレンジをされている方がいます。 もっと知りたいという方は、「枡カバー」というキーワードで検索してみてください。
まとめ こだわった外観を美しく、魅力的な外構にしよう
いかがでしたか?枡を隠す方法として、フロアハッチを利用する方法、オプションを活用する方法、DIYで枡を隠す方法を紹介しました。
せっかくこだわった外観を損なわないためにも、ぜひこれらの方法を検討してみてくださいね。
外構のオプションについても、お気軽にご相談ください。